東京湾シーバスおかっぱり日記「ROUTE357」 11月20日　信じたことを続けること　撃沈その3

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11月20日　信じたことを続けること　撃沈その3

皮肉な話

YGKよつあみリアルスポーツ　Ｇ－ｓｏｕｌ　Ｘ８　アップグレード　１５０ｍ

ラインをＸ8にかえてから

飛距離が伸びたしファイト時の安心感はあるしで

いいことづくめなのだが

あまりに劣化が遅いため

ラインが駄目になる前に

高切れ（キャスト時の負荷でラインが切れる現象）とか

エイかけて切ったりして

ラインが短くなってしまったという理由で

交換になってます（笑）

こういう感じだと200ｍ巻きもありかなと思う

小雨の中スタート

予報では夕方からの雨だったが

14時頃から空が暗くなりぽつぽつきだした

19時、ポイントに到着するとアングラーの姿はない

雨の波紋でベイトフィッシュの姿は確認できないが

急な冷え込みで釣り易い状況じゃなさそう

足元をしっかり確かめながら、狙いのゾーンまで歩く

日中曇っていたせいか水温は低く

濡れた手先はすぐにかじかんでしまった

予定調和

街灯が作るぼんやりとした明暗

そこへルアーを投げ込んでいく

周辺にでかいのが集まっている感覚はある

が、流れが散漫で、狙いの場所にまだ魚が落ち込んできていない

この状況だとあと1時間は待つ必要がありそうだ

港湾での釣りに比べ

圧倒的に時合いの存在感がある川の釣り

あまりに完成されたシナリオに

「時合い」より「運命」とか「定め」みたいな

言葉のほうがしっくりくる

本当、神がかってる....

川の釣りは自分の存在が

もの凄くちっぽけです

信じることを続ける

時合いが来るまでは

自分が一番可能性があるとイメージしている

ラインにルアーを入れないことにした

あんまりルアーを見せたくなかったので....

まずはフラット部分のボトムにローリングベイトを流し込んでいく

あまりの寒さに心折れそうだったが

なんとか気持ちをつないで

20：45

初めてのコンタクト

ブレイクラインでＵ字の頂点を描いた瞬間

コンっとあたった

62cm

それから30分ほどして潮位が下がり

ブレイク付近の流れが少し太くなってきた

流芯の芯とその周辺を狙い始める

21：21

ブレイクからフラット面に上がってくるところでヒット

フッコ　サスケ烈波

このあたりでTJAさんとＦさんも合流

TJAさんは

到着するやいなや

デカイの掛けてるっぽく

特有のボボッ、ボボッとスプラッシュファイト

持ってる人は持ってる....

Ｆさんは我々より更に奥を攻めてみるとのこと

完全に未開の地、そこに人が居るの見たことないです..

今日に関してはやはり状況が渋いらしく

みんな反応があまりない

グローブをはめてこなかったのはやはり失敗で

この頃になると手先の感覚は鈍りまくり

厳寒期の管釣りを思い出す

ハングマンズノット覚えておいて

良かったなと思えるレベル

そうこうするうち予定潮位でまもなく干潮

手前の流れはとまり

いよいよ流芯だけが流れる状態

このタイミングを待っていた

ルアーをロリベに付け替え

ブレイクの奥に撃ちこんでいく

着水点で水深2ｍくらいか？

1ｍほど沈め

奥の逆かけあがりをなめていると

こんっと小さなアタリ

フルパワーであわせると

今年かけたどの魚よりでかい首振り

すかさず追いあわせを2回ほど

なにかフックが外れたような感触があって

ヒヤッとした

流芯に揉まれてなかなか手前に寄らない

目の前の見えるところに来るまで

2分ほどかかっただろうか？

ライトで魚体を照らすとテールフック一本

これでかなり心がちびった

慎重に慎重にファイトしてネットインした瞬間

足ががくっときた（笑）

今がまさに時合い

次なる一本を狙いたいがルアーと魚が

結構タモに絡んじゃって10分ほどロスった

釣行再開となった頃には潮が完全に緩み

流芯の流れも細い

この状況に合わせた新たなプランも練ってあったが

先ほどの魚を掛けた釣り方も捨てられない

今日はロリベで通すと決め

30分ほど粘るも反応なし

丘上がりした